常圧と減圧

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2010年10月31日 12:14

呑兵衛リーダーです。

今日は「常圧蒸留」と「減圧蒸留」のお話。

「常圧蒸留」と「減圧蒸留」の違いって知ってます?
簡単に説明すると、

「常圧蒸留」とは普通の大気圧(沸点は90~100度)で蒸留すること。
特徴は、様々な香味・風味成分が生まれます。
一般に芋焼酎・黒糖焼酎・泡盛などが主流です。

「減圧蒸留」とは蒸留釜を真空にし、低い沸点(50度程度)で気化させること。
特徴は、雑味成分が少ない軽快な仕上がりになります。
米焼酎・麦焼酎・そば焼酎などの穀類焼酎で多く採用されています。

「常圧蒸留」でも飲み易いタイプは多々ありますが、
「減圧蒸留」の方がより飲み易くなります。

また麹によっても味わいが変わってきます。
「黒麹」「白麹」「黄麹」・・・
これはまた今度。


本日は昨日入荷した限定の芋焼酎です。

宮崎県日南市にある「王手門酒造」さんの芋焼酎

「銀滴 復刻版」
1本 1628円

明治時代より日南飫肥の庶民に愛飲されてきた旧き良き味わいを見事に復活させた焼酎です。
原料・製法だけでなく、焼酎造りの情熱にもこだわり、
時を超えた原点回帰とも言える味にたどり着きました。
芋本来の力強い香りと、独特の柔らかな甘さをお楽しみください。

店主は「王手門酒造」さんの焼酎の中では、「不阿羅王」が好きなんですが、
この「銀滴 復刻版」は「不阿羅王」に比べると味も香りも芋臭く、店主はちょいと苦手です

でもこの焼酎は年1回だけの発売で、
当然のことながら数量限定です。

旧き良き味わいを堪能されてはいかがですか・・・?

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