梅酒の効用①

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2010年10月20日 11:14

呑兵衛リーダーです。

前回梅酒のベースのことを書きましたが、
今回は梅酒が体にいい理由(効用)を書きたいと思います。

1.疲労回復
梅干しをひと口食べると思わず口をすぼめてしまいそうになりますが、あの強い酸味はクエン酸によるものです。
クエン酸は代謝に欠かせない物質で、体タンパク質や脂肪、糖などをエネルギーに変えるサイクルを円滑にする働きをします。
このサイクルの働きが活発に行われることで、疲労した体の回復を早めることができます。

2.抗酸化作用
梅には「リオニレシノール」というポリフェノールが含まれていることが明らかになりましたが、ポリフェノールは血管などを傷つける活性酸素を抑制する抗酸化作用があります。
梅や梅酒には様々な生活習慣病を予防する効果が期待できます。

3.血液さらさら効果
農林水産省食品総合研究所の研究によって、梅肉エキスから血液をさらさらにする作用がある「ムメフラール」という物質が発見されました。「ムメフラール」は天然の梅には含まれていず、梅肉エキスを作る過程で梅の果汁を加熱すると「5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)」という糖分とクエン酸が統合して生成されます。
梅肉エキスのパワーで血液をさらさらにしましょう。

4.ミネラルが豊富
梅にはミネラルが豊富に含まれています。りんごと比較すると、カルシウムは4倍、鉄は6倍以上、、マグネシウムや亜鉛なども多く含まれています。さらにカリウムの含有量も多く、柿や桃が100g中170~180mg含んでいるのに対し、梅は240mgも含んでいます。カリウムは血圧を調整する働きがあり、不足すると高血圧の原因になります。
本来ミネラルは様々な食品をまんべんなく食べていれば過不足なくとることができますが、不規則な食事や外食、洋食中心の食事が増えてくると不足しがちになります。梅や梅酒は手軽なミネラル源となるすぐれものです。

長くなってしまったので続きは次回ということで・・・


今回も梅酒の紹介

熊本県人吉市の「大和一酒造元」さんの

「宝寿 夢万葉」
1本 1260円

原材料:温泉仕込本格米焼酎、焼酎濃縮醪、梅、氷砂糖
容量:500ml、度数:12度

温泉焼酎の原酒と醪を合わせて熟成させた芳醇な酒に、新鮮な梅を丹精込めて漬けこんだ新しい本格梅酒です。
心を癒す爽やかな甘さと酸味、深い味わいと芳香が楽しめます。

画像では分かりづらいですが、なかなかしゃれた瓶に入っていて綺麗です。

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